あたしも一瞬釘付けになる。
…すごい……ほんとに決めてるし…
なんだかわけもなくドキドキした。
悔しいけど、今のはかっこいい…。
絵里はそれを見てまたクスリと笑う。
「ふふ、これ好きな子が見てると頑張れるってやつだね〜。たぶん」
「えっ!?あたし関係ないでしょ!」
「どうかな〜(笑)
今美優の姿確認してたもんね〜一瞬」
…って、絵里がわざとこっち向かせたんじゃん!
なんて思ってたら笛が鳴って
ーーピーッ!!
アユたちのチームの試合が終了した。
ぞろぞろとコートからはけていく男子たち。
そして一部に群がる女子たち…(笑)
アユの周りには女子がたかってる。
「アユく〜ん!今のシュートすごかったぁ〜」
「歩斗くんおつかれさまー!」
だけど何を思ったのか、アユはそんな女子たちを無視してあたしのところまでスタスタとやってきた。
…わわっ、なんで……?
「おい美優…」



