「きゃ〜っ♡アユくーん!がんばってぇ〜!」
「歩斗くん、遼くんかっこいい〜!!
ファイトーー!!」
バスケの試合が始まるなり、女子たちの声援が飛び交う。
アユも含めた人気ある男子が試合やってる時は、女子はバレーそっちのけで応援。
先生も苦笑い…。
アユは現役バスケ部顔負けの活躍ぶりで、軽やかにシュートを何本も決めていた。
確かに、バスケしてる時のアユはカッコいい。
前からそう思ってた。
だけど、今日あらためて見るとなぜかそれがもっとカッコよく見えちゃったりして…
ダメだ…やっぱおかしい。
恥ずかしくていつもみたいに「アユがんばれ〜!」とか言えないよ…。
すると絵里がふとあたしの隣にやってきて…
「あれ〜?今日は応援してあげないの?」
なんて肘で小突いてくる。
「え…だってなんか……
もう間に合ってるし…」
「も〜なに照れてんのー?
美優の応援があれば歩斗もっとやる気出るよ。
ほらほら、声出して!」
「えぇっ!?いいよあたしは〜//」



