絵里はますますニヤついてあたしの反応を面白がってる。
いやいや、あたしも何照れてんだろう…//
だけどぶっちゃけ、キスされたこと自体はそんなに嫌じゃなかった。
もちろん、できることなら初めては好きな人としたかったけど……
今井先輩にされそうになった時は嫌悪感しかなかったのに、不思議。
まぁ昨日のはいきなりすぎて考える暇もなかったんだけどね。
「あーでもどうしよう…気まずい…。
どんな顔して会えば……」
「普通にしてればいいんじゃん?
だって、いつもどおりでって言われたんでしょ?」
「そうだけど…その普通がどんなだったか忘れた……」
そう…ほんとにもう意識しすぎて今までどんなふうに接してたかわからなくなってる…。
こんなんじゃダメだよね…。
アユのこと避けちゃいそうだよ。
「ふふっ、なんか恋する乙女みたいじゃん美優〜♡」
「はっ…!?//」
「そうやって意識してるうちに好きになっちゃうかもよ。
美優は鈍感だからそのくらいがちょうどいいよ」
「えっ?なにが…!?」
ーーキーンコーン…
「あ、チャイム鳴った。
頑張って〜」
「ぅわぁぁっ!
ちょっと待って…」



