彼女が落ちない様に、 本当は、結構足がぷるぷるしてることは、 内緒にしておこう。 それから、 とりあえず。 僕は、彼女をゆっくり ソファへと下ろし、 真っ赤になった彼女に手を出した。 「ふぇ?」 武家のお嬢さんらしからぬ 声を出す桜子さん。 そんな彼女に僕は言った。 「一ヶ月、 まぁ、よろしくってことで。」