一間に男女が2人とは、 想像以上に気を遣うことだった。 布を挟んでるとはいえ、 着替えをする度に 聞こえる布の音と 当の布に浮かぶシルエット。 気が変になりそうだ。 布をめくれば、 それを拝むことができる。 僕は、 早々に布団に入り、 悶々する夜を過ごした。 救われるのは、 彼女の寝付けが すごくいいところだ。 何にも気にしないで 寝てくれるだけで、 この浅はかな熱は 多少理性が抑えてくれる。