遠距離のせいで、ほとんど会えなかった。 それは後悔してない、うん。してない。 「無駄だったよ。あいつはあたしを好きじゃなかったんだから」 そう、あいつの思いはとうに遠くへ行ってしまっていたのだから。 何であいつと付き合ったんだろ。 この3年間、無駄だった。 嫌い、本当に、嫌いだよ。 「・・・・・・っ」 誰も居なくなった教室の窓で、手の甲でグッと目を押さえる。 零れるな、アイツの為に、落とすな。