そんな理由で

「裕也、まだ?」

「まだだよ。もうちょっと待って」

「わかった〜」

少ししてから裕也がはなしかけてきた。

「着いたけどまだ目隠ししといて。それと靴脱がしていい?」

「いいけどなんで?後のお楽しみだ」

「うん」

裕也は私の靴を脱がしてお姫様抱っこで私をどこかに連れて行った。

「やっと着いたよ。目隠しとるぞ」

「うん」

裕也が目隠しをとった瞬間。

「瑠璃、じゃあさよなら」

そこは崖で下には海が広がっている。

するとドンッと押された。

私は崖から落ちて海に沈んだ。

裕也は最初から最後までずっと演技だった。