「わ、悪りぃって!」



困ってる秋野くん。



実はこの顔が結構好きだったり、する。





「秋野くんのバカ……」




「うん、わかったから。とりあえず泣きやめ、な?」




ふと、抱きついてみたくなる。




今秋野くんは私が泣いて立ち上がっている。



勢いで、秋野くんにギューと抱きついてみる。




やっぱり男の子で、すごくしっかりとした身体だった。



そして、いい香り。



変態では決してないけどそう思ってしまう。