秋野くんはそう言って私の手を握った。




「じゃあ、行こうか。」




しばらく歩き、秋野くんの家に着く。




中に入り、秋野くんの部屋とは逆方向に進む。




いつも思うけど、本当広いなぁ、このお屋敷……





「…ここが父さんの部屋だ。」





秋野くんはそう言ってノックをしてから入る。




私もそれに続く。





「……飛鳥…」




秋野くんのお父さんはそう言った。





まえに、秋野くんに聞いたけど、


この大きいお屋敷の中秋野くんとお父さんは会うのはそうそうないらしい。



てかむしろ、秋野くんが避けてるから余計にだ。




だから、私が初めて秋野くんのお父さんに会った時、すごい久々だったそうだ。