わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【後編】〜




まるで忍者のように忍び足で階段、廊下を移動した私は、物音が聞こえないことを確認してから2年4組の教室に足を踏み入れた。


ふぅ、と息を吐いてから懐中電灯で教室中を照らす。


机、椅子が立ち並び、その他にも教卓、何も書かれていないまっさらな黒板…など。


普段目にしている光景とはいえ、誰もいない真っ暗な中ではやはりどこか不気味なものだ。


確か…出席番号3番の人の席だったかな?


と言っても、出席番号順に並んでいるわけではないからやっぱり全部調べなきゃならないんだけど。


だって出席番号なんて全員分覚えてないし…。


3番が男子なのはわかるけど、それが誰なのかと、例えそれがわかったとしてもその人の席なんて多分覚えてない。


前の席は全員分覚えてたけど、運悪く今日席替えしたんだよね…。


行方不明になった明美さんたちの分の席を取り除いたらなんか違和感ありまくりの教室になったから。


……それは置いとくとして、さっさと調べよ…。


まず、教室を入ってすぐの2列。


机の中を覗きながら屈んで移動する。


大体60㎝~70㎝くらいの大きめのぬいぐるみだから、パッと見でも見落とさないはず。


この2列には無いみたい。


机の中には何もなかった。


次は真ん中の2列…も、ない。


とすると最後の窓側の2列しかない。