「お粥…できたみたい、持ってくるね?」 「宮崎…」 キッチンの方へ向かった菜実を、有馬は見つめる。 お皿にお粥を入れる菜実は、心の中で動揺が隠せないでいた。 どうしよう…。 今更なこと聞いちゃって、私動揺してる? それとも、有馬熱でおかしいとか? それ、あるよね? そして、お粥とスプーンをテーブルに持っていく。 「……はい、できたよ?」 「あぁ、サンキュ」 有馬がスプーンを持ち、お粥に手をつけようとした時、菜実がカバンを持って立ち上がる。