両親に何度かいじめの事を相談したが、2人とも全く相手にしてくれない。



少女はいつもいつも1人ぼっちで苦しんでいました。





ある日。


少女は恐る恐る、母親に言いました。





「ねぇ……どうして……何でみんな、私に冷たいの……?」


と泣きそうになるのを堪えながら。




すると母親は鼻で笑いながら答えました。



「それはね、みんなあんたの事が大嫌いだからよ。暗くて無愛想なあんたの事がみんな大っ嫌いなの」



その心ない言葉は、少女を深い闇へと叩き落していきました。