でもすぐに彼の顔から笑みは消えた。




「もう1回聞くけど、キミは死にたいの?」


その質問に私は迷いなく「うん」と返答した。




「私、夢も希望もないから……。本当に、何をやってもダメで……みんなから冷たくされて、怒られてばっか。私なんか必要ないんだよ」



冷たくされるだけなら。

酷い扱いをされるだけなら。



いっその死んだ方がいい。






「そう……。だったらさ」


真くんは体を起こして、真っ直ぐに私を見つめて……。