呪ワレタ廃校

「…てことは、悠祐を探さなきゃな。」

蒼がそう呟いた。

「うん、そう言うことだね。早く探さないと、悠祐が危ないかもしれない!」
「ああ。行こう。玲が大丈夫そうなら。」

「わ、私はっ、大丈夫、だよっ。」

玲ちゃんは泣いているのに頑張って声を発した。

「じゃあ、行こっか。」

私がそう言い、歩き出すと、みんなもついてきてくれた。

すると。

クシャッ。

音がして、足元を見ると、また日記だった。

私はそれを拾い、読んでみた。



4月15日

怖い噂が広まっている。
鈴のストラップをつけた女の子の霊が出るらしい。
一人で学校にいるのが怖い。


これ…

サイトで見たやつと似てる。

確か、サイトにも似たようなことが書かれていた。

あれは嘘じゃなかったんだ。

「香織、何してるの?」
「また日記を見つけたの。」

私はみんなに日記を渡した。

私はその間に図書室に行こうとした。

すると、奥に何か本が落ちていた。

私はそれを取りに行こうとした。

そのとき。

「香織ちゃん、ダメぇ!!」
「え?」

私が一歩踏み出そうとしたとき、玲ちゃんが私の服をつかみ、止めた。


「そこから先に行ったら、さっきの映像みたいになっちゃう。」

玲ちゃんはとても怯えているようだった。

「そ、そっか…。ありがとう、止めてくれて。」
「うん。」

私は本を取るのをやめておいた。

そして、図書室とは逆方向の、美術室に行くことにした。