ニカっと笑いながら美神君が、そう言うと泣いてる私の頬を抓り 私は手の中のお守りをギュッと握り息を止めた。 告白するのに時と場所なんて選んでられない。 返さないって言ってた桜のお守りも私の手の平の上に乗せてくれた。 美神君は、こんなにも私の事好きだって全身で伝えてくれてる。 「み、美神君?」 「ん?熱が出て来たのか?」