急いでベッドから飛び降り制服に着替え


1階に下りると朝ごはんを食べてからスマホを確かめた。


美神君が来る時間だ。


髪をくくり鞄を手に持ち急いでドアを開けると


家の前で美神君が手を振り「おはよう」そう言って立っていた。


「お...おはよう」


ちょっと恥ずかしくて前髪をいじってから視線を逸らすと美神君が傍に来て手を掴む。


「どうしたの?」
「どうしたのって?」
「頬が赤いから」


手で頬に触れると、ちょっとだけ熱かった。


「大丈夫だよ、行こう」


手を繋ぎ家を後にすると昨日の事を話しながら学校に向かった。