ムっと来た私は眉をピクリと動かしゴミ箱に捨てた手紙を拾い美神君の手に渡す。 「それじゃ」 「何怒ってるの?」 「知らない」 何も分かってない美神君を後ろに教室に向かって行った。 「琉花おはよう」 教室に入ると清香ちゃんが声を掛けてきた。 「おはよう」 「あれ、ちょっと怒ってない?」 「怒ってないよ」 「だって眉間にシワできてるホラ」 清香ちゃんが鞄から鏡を取り出し私の顔を映す。 ほんとだ...シワできてる。 シワの原因を作ったのは美神君なんだから手紙を捨てるなんて信じられない。