＜＜夏の終わり＞＞

『暑は夏い（あつはなつい）』
……なんて冗談を言いたくなる……
夏もそろそろ終わる。
けれど海はみんな露出度が激しい。
主人公　夏目　剛（なつめ　つよし）は学生で海の家『一度はよってて』でアルバイトをしていた。
『一度はよってて』の店の主人　積木　次生（つみき　つぐお）はなまけものだった。
しっかり者の剛に仕事を全て任せていた。
「あんな大人にはなりたくない」
剛は心の中で思っていた。
そんな海の家から物語りは始まったのだった。