Cry for the moon

きっと、部屋に帰れば彼氏の事で頭がいっぱいになるのだろう。

借りてきた料理本を見ながら、彼氏にどんな料理を作ろうかと考えるのだろう。

もう、深く関わるのはよそう。

どんなに好きになってもどうしようもない彼女を、これ以上好きになって、惨めにならないためにも。

「…帰るんだろ?」

「…うん。」