「……私を助けてくれた人です、見捨てたりする訳がない……手放したりするはずがない……。
理亜は 私にとって、本当に大きな存在なんです。
理亜が助けてくれなければ、今 私はここに居ません。
命の恩人と言っても過言ではないほどのことをしてくれました。
私は、まだ何も恩返しをできていません。
少なくとも、恩返しができるまで 理亜を手放すことはありません。」
……そういえば、そうだったね。
将喜にとって、理亜はかけがえのない人。
それは 将喜の過言と関係のある話らしいけど、理亜が "傷口を抉り返す必要はない" って言って、将喜がそのことを話すのをやめさせるから 聞いたことがない。



