月華〜素直ニナレナイ少女〜


「……今は入らないでおこう。
しばらくして、落ち着いてからにしよう。

きっと、理亜も見られたくないと思う。」

私は頷いた。

私はおかげさまで今まで 大きな病気にかかったことがない。

戻したことも、1、2回あるかないか。

私の想像を絶する苦しみと理亜は小学校1年生のまだ物心もつかないような頃から 戦い続けていることを 今更ながらに思い知らされた。