月華〜素直ニナレナイ少女〜


「理亜ちゃん、どうしてるかな……」

「さぁな、ただ頑張ってるとは思う。」

車の中でのお父さんとの会話が続かない。

2人とも ほぼ無言のまま 病院に着いた。

理亜の入院している個室に着いた。
まだ、ドアを開けてもいないのに 部屋の中の音が丸聞こえだった。

"うっ……" って言った後に 何かものを戻すような音。

その音が終わった後の激しい息切れ。