月華〜素直ニナレナイ少女〜


それだけを言うと、お父さんは部屋から出て行った。

「教えてくれなかった、りあちゃんも悪いもん……」

ひとりぼっちになった部屋の中で私はそう呟いた。

そして、時が過ぎ 小学生4年生になった。

ここ半年は学校に来ていた理亜。
だけど、やっぱり昔の誤解が解けていないからか 理亜の周りに友達はいなかった。