中から出てきたのは ネックレス。 「こういう柄、好き⁇」 シンプルな柄なんだけど、俺 ネックレスとか今まで 買ったことももらったこともつけたこともなかったから、すげー カッコよく見える。 早速、つけてみた。 「ねぇ、どう⁉︎」 「似合ってるよ。」 お風呂とか そういう時以外は、ずっとつけることにしよう。 それくらい、気に入った。 「ありがと‼︎ 一生 大切にするよ。」 父さんは、笑った。 「今まで、寂しい思いさせて ごめんな。 修羅がいいなら、帰ってきてくれないか⁇ 瀧内家に。」