蓮side


桜が飛び降り自殺をしようとしてから一日

桜を見た途端美姫は倒れて学校にも来ていない

俺たちはいつもどうりHR中に教室に入った

だけどいつもと雰囲気が違う

「お前たち、よく来れたな、まぁいい、座れ」

いつものようにふざけていない宮さん

殺気だった宮さんの言葉に俺たちは従った

宮さんは俺たち龍騎の先代だっただからいつもは優しい、俺たちは従ったものの不思議で仕方なかった

宮さんは何かお言おうとした時目がとても苦しそうな切なげになった

そしてこういった

「昨日姫神桜が病院で息を引き取った、死因は出血多量、病院についた時にはすでに瀕死状態で、体中の骨が折れていて、精神的にももう無理だったそうだ」

嘘、だろ?

教室はざわめいた

だけど一人だけ妙に震えてるやつがいるのに気付いた

そいつのおびえようは普通ではなかった

そう思っている時だった

廊下からだった急に女の声が聞こえた

つんざくような悲鳴に近い声だった

「誰よ!誰なの!桜をっ、、、桜をあんなに苦しめたのは誰なのっ!出てきなさいっ!桜を返して!大切な家族を返してよ!私の大切な娘をよくも!早く出てきなさい!出てこないなら社会から抹殺してやる!絶対に!絶対に許さない!姫神の名前を使ってどん底に落としてやる!」

そう混乱しているように泣き叫ぶ女の声そしてそれを止めようとしている

「椿さん!落ち着いてくださいっ!さぁ!」

理事長、、、裕也さんの声だった