声の主を確かめるため横を向いたら知らない男が立っていた

「貴方は誰?」

よく見ると、かっこいい

「俺?俺はね、京也」

京也っていうんだ

「何でここにいるの?龍騎の人に見て来いとでも言われたの?」

そう、私はにらみながら言った

すると京也は笑って

「ちがうよ?俺はね、君を救いに来たんだ、だって君は裏切って無いのに、君が死ぬ必要はないだろ?」

そう言った

私が思っていることを

そのまま代弁した

そして京也は話を進めた

「全部、宮木美姫の自作自演だろ?だから俺と一緒に、、、、復讐、しよ?」

そう言って私を見て微笑む京也

まるで悪魔

「京也、あなたはいったい、何?」

そう聞くとさっきまでとは違う

もっと不敵な笑みを見せ京也は言った

「俺はね、ファントムの、総長だよ」

「はぁ?」

「だーかーらーファントムの総長!」

え?どういうこと?だって、だってファントムって、、、

「ファントムって世界1の暴走族の?」

「そうだよ?」

「ありえない、、、まぁ京也、あなたがファントムだというのが本当なんだったらなぜ私の前に現れたの?目的は、何?」

「俺は、桜、君に居場所をあげに来たんだ、俺はファントムは君を裏切らない、だから、、、おいで、ファントムに。」

信じてはいけないだってそうじゃない、あいつらもこう言ったんだ

でも、なぜなんだろう?

京也なら、この人なら信じてもいい気がする

なぜなんだろう

でも、本能に任せてみよう

また裏切られたら、その時は自分の責任