その後も、俺達は泣き合ったんだ。
何度も…何度も。


そして、今後の事について話し合った。
正直…俺は麗羽と別れるなんて
1%でも考えらんなくて…



麗羽も、それは同じで





だから【遠距離恋愛】をする事になったんだ。






ちゃんと、二人で決めて……の
遠距離恋愛になったんだ。



だから、大丈夫。
きっと…大丈夫だ。って自分に言い聞かせた。





俺達は、何があっても、
直ぐに仲直りをしてまた、笑いあって…
そんで、今日1年記念日だったんだから。




遠距離恋愛って
難しいかもしんねぇーけど、

会いたい時に会いに行けねぇーけど、
毎日。電話やメールしてりゃー



きっと………きっと!!!


大丈夫だ!って思ったんだ。







そんなんで





麗羽と【遠距離恋愛】が



始まった………。










俺は…………餓鬼だったんだ。




いや、俺達は餓鬼だったんだ。





苦しくて切ない【恋愛】を知らなかった
俺達には………【遠距離恋愛】なんて


……………………無理、だったんだ。











麗羽………









ごめんな。