佐伯先生の優しすぎる嘘





「お、杏奈お帰りー…って、顔真っ赤だよ!?」




部屋に戻ると、夕羽が驚く。

そんなに赤いのか…。




「か、彼女になった…」


「っ、お、おめでとう!!!」




きゃーっ、と本人以上のリアクションをしてくれる夕羽にぎゅっと抱き着いた。



「やばい、もうどうしよう!」


「ちょっと詳しく聞かせなさい!」




私が今起きた事を話すと、夕羽は自分の事みたいに嬉しそうに聞いてくれた。




「あの、これは絶対…」


「大丈夫、バラしたりするわけないでしょ!」


「よろしく…」




ワンピース、似合ってたよ。



佐伯先生の言葉を思い出して、またにやけてしまう。




ああもう、本当に、大好き。