蓮「…蓮華…?……ごめん、な?」
ふと、前に居る蓮斗に謝られた……
蓮華『……ん?どして…蓮斗が謝るの?』
蓮「…俺が、蓮華に変な事…言ったから、さ」
私の…目を見てちゃんと言ってくる。
蓮華『謝らないで?…迷惑かけてごめんね。
』
蓮華『…セ……ナ……』
セ「ん?どした?蓮華…」
蓮華『セナ……その傷…私が、ごめんね。』
セ「ん。いいよ!
俺は、蓮華が居てくれれば…それでいい。」
セナ……は、優しすぎる。
昔からずっと、ずっと………そうだった。
蒼空が…居なくなってからも
支えてくれたのは、セナとふー……
後、恭弥と陸………
だけど、途中で…
皆の前から姿を消した。私……
ふーには会ってたけど
セナ…恭弥…陸…から、私は逃げたんだ。
蓮華『……ごめん…ねッ』
小さく呟いたこの言葉は誰にも
聞かれなかった……