*〜アンside〜*
「━━…ク…ウ…」
僕は…ショックを受けた。
━━分かっていた筈なのに。
でも、この頃少し期待してもいいのかなって思ってしまっていた自分がいる。
だって、ハルちゃんを呼ぶとすぐに振り向いてくれたり。
ハルちゃんの方から来てくれる時もある。
それに…屋上のこと。
あいつと咲榎ちゃんが両想いだということが分かったし。
だから、こんな僕でもハルちゃんのことを振り向かすことができるんじゃないかって…
「…さっきの寝言…ずるいよ…ハルちゃん…」
━━もう、期待は持たない。
そう密かに心の底で誓った。

