はぁ…と、とにかく!!



この二人を止めなきゃ…



「━━ふ、ふ、ふ、二人とも!!


あ、案外、た、た、た、楽しい


りょ、旅行になるかも…で、ですよ?…」



「噛みすぎやっ!!」



痛っ



さすがは鋭いツッコミ!!



などと、エノちゃんとやっているとお怒りのお声が私の耳に届いた。






「━━ほぅ…案外楽しい旅行になるかも…だと…?」



「…は…はぃ…」



ダラダラダラダラ…



冷や汗が体中から吹き出て来るのが分かる。



「と、とにかく!!


早く行こう!!」



そういって私は、皆が帰ると言う前に無理やり引っ張って行くことにした。