「…チケットやと? 何のチケットや?」 「あ…え、えっとね…」 エノちゃんの目がギラついていて怖い… 「旅行券なんだけど…一緒に…」 『どうかなぁ?』と言う前にエノちゃんは答えていた。 「行くに決まっとるやろっ!! ありがとな!!ハル。誘ってくれて!! んじゃま、遠慮なく貰っていくわぁ」 と、言い残しエノちゃんは戻っていった。 最初から最後までのびっくりするぐらいの速さに、私の五感は何一つついて行けなかった。 「━━…エ、エノちゃん…?」 と、取り残されちゃったや…