━━そして、今に至る。
四時限目の前の休み時間だ。
やっぱり最初はエノちゃんを誘ってみることにした。
「エ、エノちゃん!!」
すると、意外にもエノちゃんは普通に接してきた。
「およ?ハルやんか。
どうしたん?まだ昼休みやないで?」
「わ、分かってるよ…それぐらい!!」
私がムキになるとエノちゃんは笑った。
…良かった…気まずくない。
安堵の笑みを浮かべた。
あっ!!そうだ。
一番肝心なことを忘れていた。
「あのさ、お母さんからチケット貰ったんだけど…」
と言うと、関西人であるエノちゃんの目が燃えた。

