学園世界のイロジカル

「あ、れ…?」




炎は少しずつ消えていく。



多分、攻撃としての炎はこの世界ではすぐ消えてしまうんだと思う。



それは分かるんだけど…





柊が、いない。


しかも…ここらへんに落ちていたはずのタブレットがない。





1人と1つは何処へ…?





「椿、上です!!」





その声に反射的に上を向く。



高い高い天井。



きらきら光るシャンデリア。



赤い薔薇が描かれたステンドグラス。





…空中浮遊中の、柊。






「…へ?」




思わずそんなマヌケな声が出てしまう。



視界の端では、ナミも同じような顔をしているし。






「いやー、間に合ってよかった」





意味深にそうつぶやくと、柊はそこでタブレットを操作し始める。



え、ちょっと…!?なんでそこにいれんの!?


ってゆうか、さっき思いっきり炎の中に…!!