学園世界のイロジカル

零はポイセをいじってるけど、電波(?)がないのか、大して使えないらしく。



ただ、零の画面をのぞくと現在時刻と私と柊が近くにいます、という通知だけが来ていた。





「…なぁ、龍矢」



「んー?」



「お前なら…大体分かるだろ?

転送魔法だかなんだかを使って、俺らをここに送り出した奴の事」





て、転送魔法…!?



魔法って…やっぱりこの世界には魔法使いもいるの?



しかもそれが…同い年とかだったりするんだろうなぁ。




この発想は…慣れたような、慣れてないような…






「あー、なんとなくねー。

柊の予想通り。名前は分かってるけど、顔は分からないね。


さすがに捜査頼まれたの昨日の朝だし、1日じゃ無理あったよー」





…ケラケラ横で笑ってるけど、話の内容はまるで刑事ドラマみたいだ。




なんとなく龍矢と柊を交互に見ていると、気付いた龍矢が「実はねー」と説明してくれる。







「一昨日にさ、新歓のイベントのこと話したよね?」




「確か、ダンスパーティーだとかなんとか、でしたよね」




「もう1つ、話したよね。


新歓メインイベントの1つ」





もう1つ…?



あ…思い出した。確か…





「「”半世界五傑席決め”…」」





私と零の声が被る。


けど、今はそんなのに笑っていられない状況だってことぐらい…分かっている。