学園世界のイロジカル

*

「…ん、あ…


いったぁ、頭…」





体がすごく重い。


打った頭が痛い。


手は動かない。




「…って、あんたはなにしてんの!?」



「あ、起きた。

おっせーよ、お前」





おっせーよ、じゃないわ!


なんで私の上に馬乗りしてんのよあんたは!





どうりで体が重いし、手も動かないと思った!







「起こし方にも別の方法があるでしょ…!?」





「お前が起きねえから悪いんだよ」







とりあえず私の上からバカ柊を降ろし、立ち上がる。




そこでやっと私はちょっと不機嫌気味の零と、逆に少し楽しそうな感じの龍矢もいることが分かった。




見回してみると…周りには、でっかい石が積まれてできている…いわゆる、石壁?





電気はあるっちゃあるけど、薄暗いし、ちょっと寒い。






「…どこ、ここ」




「んー、分かんない」





龍矢が爽やかイケメンスマイルを浮かべながら、これまた爽やかにサラッと答える。



…逆に今はそれがイライラするけど。