「私はみんな大好きだし!


い、いつかそりゃあ特別な人が現れるかもしれないけどね?



でも…



まあ今は、楽しもうよ!





こんなハチャメチャでやりたい放題で、


もう最ッ高に楽しい、



イロジカルな世界…そうそう見つからないよ!!?」






みんなが私の言葉に大笑いしたのは、言わずもがな。




…別にいいでしょ?ホントのことなんだから。



こんなスクールライフ…二度と体験できない!





…私はこれからも、この世界で生きてゆく。



強く美しく、最後まで…





「もっちろん…最後まで楽しむからー!」











私たちの大きな大きな笑い声が渦になって、練習室の窓の外に広がる、



人間界とは違う…青い青い空に、響き渡った。










【学園世界のイロジカル 終】