学園世界のイロジカル

「あ、椿。あたしも来ちゃいました」



「ココ!」



「それで…柊、はいこれ。

アイスボックスの…クッキー。頑張ってください、練習!」



「お、おう…ありがと」




…ココは柊にもう目がハート状態。


もう1人男子に目がハートなおんなのこ、いますけどね。


すぐ近くに。




「あ、シロからメッセージ来てたわ。

えーっと…仕事があってこの後練習付き合えないって」



…え?


仕事…?



「…いや、それ絶対嘘だよ。

シロさん今日は休みだもん。休みのシロさんを呼ぶほどの仕事なら、私も呼ばれるはずだし」



「じゃあ…もしかしてさぁ…」



「また女遊びに明け暮れてるわけ?」




ナミと龍矢がため息をつきながら言う。


…まあ、そうだろうね。



どうせそうだよね。シロさんも本気出せばトップ狙えるのになぁ…




「シロさんを女遊びから救ってくれる方はいないのですかね?」




そんな零の言葉に浮かぶのは…たった1人。



ふふ、と笑って「いるんじゃない?」と言うと、みんな興味津々な顔をしてくる。



…でも、内緒。



「シロさんとメガネ先輩が、早く気付けばいいんだけどねー」





「おい椿、メガネ先輩ってだれだよ!?」



「いやあシロさんもその人で丸くなるといいねぇ」