学園世界のイロジカル

きゃーきゃー黄色い声で2人を取り囲み、もうなんにも見えない…


あんなところの中に…入るの?





「…本当に助けるつもりですか」



「…やめよっか」





ごめんね2人とも!私、めんどくさいことは嫌いなの!



今2人を助け出すぐらいは簡単だけど…その後、女子たちに目の敵にされそう。



それが1番めんどくさい!


ってことで…






「よし!零、見なかったことにしよう!」




「そうですね」






黄色い声に背を向けた瞬間、パーカーのポケットのポイセが震え、きれいな音が鳴る。



あれ、この音楽は…チャットが来たときに鳴るやつだ。




「零、ちょっと待って…って、うわ!」




「どうしたんです?

…どうしますか、これ」




ポイセを再びパーカーのポケットに入れると、私はにこっと零に向かって笑った。



「助けるしかないでしょバカ」



「…ですよね」





【おい、お前らさっき女どもの隙間から見えたぞおい。



逃げんなよ?逃げたらどうなるか分かってるよな?】






…殺される。


ぜっったいに殺される、放っておくと!