学園世界のイロジカル

菊の笑みがふと消え…その綺麗な黒い目が、冷たく私の目にあわせる。



けど、ひるまない。


こんなんでひるんでたまるか!



「ほう…そうですか。





…じゃあ俺も、すぐに終わらしてあげましょう。お望み通り」







菊が再び微笑むと…



私は、藍色の光に包まれていた。





これは…移動魔法っ!?



やばい、逃げなきゃ…!




そんな願いも叶わず、私はその魔法に気づいた周りの声を最後まで聞けなかった。




…目を開けたら、



そこもまた暗かった。




薄暗い部屋。けど…飾られている調度品の数々は、やっぱり素晴らしいもの。



じゃあここも…王城?



私は後ろに菊がいたことに気がついたけど、無理に騒ぎ立てず周りを観察する。



ここは…どこ?