「まあまあ。

今度食べにこようよ、椿ちゃん?」




「メガネ先輩と3人で!」




「…メガネちゃんはどうでもいいからさー」




シロさんが食べてるのはサンドウィッチ。



龍矢も同じサンドウィッチ。2人とも少し食べてきちゃったんだって。





「まあそれはともかく…はぁ、お前ら真面目に考えろよ?」




ため息をついている柊が食べているのはバジルパスタ。


麺が緑色なのが特徴で、これまたすっごい良い匂いがする!




…けどくれませんでした。みんなケチなんだから…!




「…っつーか、王家の方は俺らどうしてほしいわけ?」



「んー…やはり僕たちから行った方がいいのですかね…」




零はコーヒーだけ。


普通に夕食をとってしまったらしい。




「でも…いくら王家のトップ周辺は謎に包まれてると言っても、

ものすごい量の兵が用意されているかもしれないよ」




「んー…そこなんだよな。

俺らがこんな少数でいくのもなあ…」





うーん…私は、はっきり言うと…




「…行っちゃった方がいいと思うんだよねー…」




「私も椿と同意見かな。

…もうこの世界は壊れかけてるなんて、そんなこと言われたら落ち着かない!」