「そうと決まれば!

…早速訓練、しちゃいますか!」





龍矢が場を切り替えるように、パンパンと手を叩きながら言う。



うん、賛成!!




「あー、椿ちゃんには管理委員会の仕事をしてもらうよー。

安心して、僕と全部一緒にしておくからその後はいつでも僕の部屋に…」




「行きませんよ、シロさん」





それでも、楽しみ。



管理委員会の、仕事…!




前手伝った時はかなり怖かったけど…あんなのを何回もやっていれば、相当なレベルアップにはなるはず。



早くみんなに追いつきたい。




足手まといはもう嫌だ。




私だって、この世界を救いたい。




沙羅が愛したこの世界を。





「じゃあ行くよ、椿ちゃん」



「了解!」




「おし零、仕事がてら研究所で対戦の作戦を練るぞ!」



「はい、分かりました!」




「俺は今から仕事だけど…終わったらどっちかに合流する」



「私もそうするー!」






…みんな、みんなこの世界を



助けたいと願ってる。