学園世界のイロジカル

「おはよう、椿。よく眠れた?」



「…はっきり言っちゃうと眠ったって感じはしないな。

でも結構体の調子は良いよ!怪我も特にしてないっぽいし!

…って、柊は…!」




「ああ、心配すんな。

俺用の回復薬、飲んだし」




…良かった。

何気に柊はあの時、矢が当たってたんだからね。



龍矢とナミはあの場で回復してたけど、柊はしてなかったし…




「…にしてもさー、みんな僕を忘れるってひどくなーい?」



「シロさん…」



しょうがなかったんです、シロさん。


あまりに急な出来事で…


シロさんを呼ぶ暇もなかったっていうか…




「別に良いけどさー。

…次はちゃんと、参加させてもらうよ?」



「…もちろん!」




そう…その"次"は、もうすぐそこに迫ってきているのかもしれない。



…菊が言っていた。



悲劇が始まる時は、私が気付く、って。



どうして私が気付くのかは分からないけど…それに賭けてみよう。