真っ白な美しい式服を来た菊が、柊の前に立った。
「君ほどの手練れがそんなに攻撃に時間を使っていたのは、大きい攻撃をするため。
残念ですね。俺がいなかったらその大技も成功していたかもしれない」
タブレットをいとも簡単に取った菊。
なんであんなにすんなり取られて…!
「俺には分からない。
君たちはどうせ、すぐ逃げると思っていたものですから」
ヒュンッと音がして、1本の矢がまた柊の腰あたりにささる。
それをおさえ、顔を歪ませる柊の姿を菊は一瞥すると、口を開く。
「聞いていいですか。
君たちがこんなにまでなって友達を救いたい理由はなんでしょうか」
不思議なほど体を動かさない柊。
早く、逃げて…!
零でさえが前のめりになって、今にも駆け寄りそう。
けどそれが最善策じゃないことを零は知ってて…
「つまらない正義感でしょうか。
くだらない自惚れでしょうか」
私たちと柊の差は、多分20mはある。
今から走ってでも、救えるなら…!
「柊!」
「哀しい人ですね。
答えることができないのですか」
零と顔を見合わせる。
もう…行くしかない!
「君ほどの手練れがそんなに攻撃に時間を使っていたのは、大きい攻撃をするため。
残念ですね。俺がいなかったらその大技も成功していたかもしれない」
タブレットをいとも簡単に取った菊。
なんであんなにすんなり取られて…!
「俺には分からない。
君たちはどうせ、すぐ逃げると思っていたものですから」
ヒュンッと音がして、1本の矢がまた柊の腰あたりにささる。
それをおさえ、顔を歪ませる柊の姿を菊は一瞥すると、口を開く。
「聞いていいですか。
君たちがこんなにまでなって友達を救いたい理由はなんでしょうか」
不思議なほど体を動かさない柊。
早く、逃げて…!
零でさえが前のめりになって、今にも駆け寄りそう。
けどそれが最善策じゃないことを零は知ってて…
「つまらない正義感でしょうか。
くだらない自惚れでしょうか」
私たちと柊の差は、多分20mはある。
今から走ってでも、救えるなら…!
「柊!」
「哀しい人ですね。
答えることができないのですか」
零と顔を見合わせる。
もう…行くしかない!

