学園世界のイロジカル

ただ炎の中を走って、走って、屋敷まで来た。




「ナミ……!」



いたのだ、ナミが。


逃げようとした時に倒れたのか、いくつかの荷物をそこらへんに散らばらせて。




「ナミ、重いっつの…」



抱き上げ、まだ息があることを確認して



俺はまた走り出した。



でも……くらくら……して……



やばい……煙を……吸い込み、すぎた…




ぐらりと揺れる視界に逆らうこともできず。




俺はナミを抱えながら、どさり、音をたてて倒れた。