学園世界のイロジカル

「……なんで英語は天才的なのに社会だけこんなにできないんですか」



「嫌い、社会。地理も歴史も。

まずやる気がでない。テスト勉強してないもん」



社会の勉強なんかしたら、一瞬で寝ちゃう。


つまらないもんな…


どこが面白いの。


墾田永年私財法とか、分国法とか…



昔の人は法をどれだけ作れば気が済むの!



確かに法は大切だけど、そんなコロコロ変えないでよ!



「いや、墾田永年私財法と分国法全く違いますからね。

共通点法っていう字しかないですからね」



…あ、そう。


別にいい。もう社会はとっくのとうに諦めたー!




「…けど、今回の英語の大問の最終問題、英語長文。

1番配点が高い問題のところ…高校生でも習わないような専門的な単語が多いんですけど、よく分かりましたね」




あー…確かに高校生にしては難しいレベルだな、って思ったよ。


まあ一応この学園も偏差値高めな学園だし、こんなもんかと思ったけど…


周りの会話を聞く限り、その大問を全部解けたのは、私たち以外いないのかもしれない。




今回の英語長文は、かなり難しい内容だったし。

なんかストーリーっぽいのじゃなくて、テーマが科学系のやつ。


それに加えて難しい単語がずらららーっと並んでるんだもん、そりゃ気が滅入るよね。




私の場合社会がそれですから。