そう…零はまだ、一気に2つの幻を見せることができない。
できるのは体の一部、つまり1つだけ。
だから同時に別々の場所をとらえられたら…それを回避するのは、無理。
「この戦いが終わったと同じぐらいに、たくさんの戦いが終わってる。
あとは数組、けど龍矢は出ないだろうからー…」
あなたも出ないでしょ、という言葉は言わないで、シロさんの次の言葉を待つ。
…でもそれは、私には容易に想像できる言葉。
いや、誰もがきっとそう思ってる。
「さて今回は、ナミと柊…どっちが勝つのかなぁ」
そう言って楽しそうに笑うシロさん。
そのわずか数時間後……
……"その時"はやってきた。
私が今まで戦ってきたところの2倍…いやそれ以上!?ってぐらいに大きい決闘場。
そこで、春季学生決闘大会最終戦が、
午後1時、開かれようとしていた。
試合開始の5分前。ギリギリで私とシロさんは決闘場の観客席へ。
「遅いですよ椿…もうそろそろだというのに」
「ごめんごめん!
あ、零お疲れ様!龍矢も!」
「俺はそんな疲れてないけどねー」
……まあ、そりゃそうでしょうよ。
絶対勝てる相手に対して棄権したんだからさ。
相手の方もびっくり、って感じだったよ。ポイセの画面越しでも分かる表情だったよ。
「まあまあ3人とも、見てみー。
始まるみたいだよ……!!」
そんなシロさんの声なんか掻き消されるほどに大きな、黄色い声。
キャー!って感じ。みんな。男女問わず。キャー!とウオー!ばっかり。
……さっすが柊とナミ。
会場に入っただけでこの歓声ですよ……!
今回の決闘場の舞台は…面白いことに、古城。
春季学生決闘大会の最終戦は古城ってもう決まってるらしいんだけどね。
もちろんでっかい庭みたいなところもあるんだけど、建物の中で戦うからたっくさんカメラも用意されてるらしく。
どでかいモニターが何個もあった。
臨場感たっぷりな演出に、会場のみんなも満足してるみたい。
何台ものモニターの半分は、今のナミを映しているものと、今回の学生決闘の過去の戦いの様子やもっと昔の学生決闘のナミ、仕事中らしいナミなどが映し出されている。
柊も同じ感じ……もう女子なんかモニターをパシャパシャとポイセのカメラ機能で撮ってる…
早速待ち受けにしちゃってる女子も見つけちゃったよ…
できるのは体の一部、つまり1つだけ。
だから同時に別々の場所をとらえられたら…それを回避するのは、無理。
「この戦いが終わったと同じぐらいに、たくさんの戦いが終わってる。
あとは数組、けど龍矢は出ないだろうからー…」
あなたも出ないでしょ、という言葉は言わないで、シロさんの次の言葉を待つ。
…でもそれは、私には容易に想像できる言葉。
いや、誰もがきっとそう思ってる。
「さて今回は、ナミと柊…どっちが勝つのかなぁ」
そう言って楽しそうに笑うシロさん。
そのわずか数時間後……
……"その時"はやってきた。
私が今まで戦ってきたところの2倍…いやそれ以上!?ってぐらいに大きい決闘場。
そこで、春季学生決闘大会最終戦が、
午後1時、開かれようとしていた。
試合開始の5分前。ギリギリで私とシロさんは決闘場の観客席へ。
「遅いですよ椿…もうそろそろだというのに」
「ごめんごめん!
あ、零お疲れ様!龍矢も!」
「俺はそんな疲れてないけどねー」
……まあ、そりゃそうでしょうよ。
絶対勝てる相手に対して棄権したんだからさ。
相手の方もびっくり、って感じだったよ。ポイセの画面越しでも分かる表情だったよ。
「まあまあ3人とも、見てみー。
始まるみたいだよ……!!」
そんなシロさんの声なんか掻き消されるほどに大きな、黄色い声。
キャー!って感じ。みんな。男女問わず。キャー!とウオー!ばっかり。
……さっすが柊とナミ。
会場に入っただけでこの歓声ですよ……!
今回の決闘場の舞台は…面白いことに、古城。
春季学生決闘大会の最終戦は古城ってもう決まってるらしいんだけどね。
もちろんでっかい庭みたいなところもあるんだけど、建物の中で戦うからたっくさんカメラも用意されてるらしく。
どでかいモニターが何個もあった。
臨場感たっぷりな演出に、会場のみんなも満足してるみたい。
何台ものモニターの半分は、今のナミを映しているものと、今回の学生決闘の過去の戦いの様子やもっと昔の学生決闘のナミ、仕事中らしいナミなどが映し出されている。
柊も同じ感じ……もう女子なんかモニターをパシャパシャとポイセのカメラ機能で撮ってる…
早速待ち受けにしちゃってる女子も見つけちゃったよ…

