学園世界のイロジカル

それって、どうゆう…



「まあとにかく!

まず、あいつは力が強いから絶対攻撃されないように!もしくは避けてね!

攻撃する前に攻撃できない状態にするのがベスト!」



「え、ちょ、シロさん…!?」




「そして力が強いだけの馬鹿魔物だから!レベル8?あんなのもっと下げていいよねー!

1回"跳"んで、そしてそのあと頭上に"圧"力をかけてみよっかー。


それで倒れたら最後に…




"斬"っちゃって?」





こ、こんの黒王子……!



よく分かんないけど…やるっきゃない!



もう牛男立ち上がってるし!



「まずは深く息を吐いて…」



深く、息を……



「そしたら手を地につかせるんだ」



手を、地に…



「そこから先は…」



……分かる。





私の頭の中に、とある漢字一文字が浮かんだ。





"跳"






その字が私の脳内を制覇した刹那…



私は高く、牛男の頭上より上を跳んでいた。





「そしたら、次に……


あ、もう言う必要もないのかな?」





うん、安心して、シロさん。


もう…分かったから!!




驚き私を見上げる牛男に向かって、手を前に出す。



そして私の脳内に…"圧"の文字が浮かぶ。



手の前の空気中には、なぜか薄い水色で"圧"という文字が浮かび上がっていた。



まるで、映像みたいに鮮明!




そんなことを思った時には…牛男はドン!!と倒れていた。





「おー、さっすが椿ちゃん。

んじゃ最後に…」





牛男の上にいとも簡単に着地した私は…右手を牛男の腹部の方へ。


もう意識がないみたい。本当にボスなの?この牛男……