学園世界のイロジカル

鳴り止んだブザー音のせいで、その言葉ははっきりと聞こえた。




えっと…ど、どこに?



明らかに…危ないところな気がしてならないんですが…





「大丈夫大丈夫。

レベル8の魔物が多分、十数体現れただけだから」




「ま…もの?

え、魔物?ど、どうゆう…」




「はいはい問答無用で連れて行きますからねー。

はいそこ逃げないで龍矢くーん。


あ、君確か魔法使いだよね?移動魔法おねがーい」



はい!と元気良く返事をした男の子の手から、淡い藍色の光が出て来て…私たちを包む。




「ちょっとシロさん、俺帰りたい…椿も連れて行けるようなレベルじゃ…」



「大丈夫大丈夫!

んじゃあ行こうか!




椿ちゃんの初仕事だよ!!」






「はいいい!?」






そんな声も、一瞬で副長室から消えた。




その代わり…三番街の外れへ。