学園世界のイロジカル

本当はこんなの嫌だけど…しょうがない、か。



今まで練習を重ねてきたけど、もちろん龍矢だってかなり手加減してくれてるだろうから、目立った怪我なんてしたことない。



もしかしたら初戦の女の子はもう職持ちで、私を倒す気で真っ直ぐ来たら…



私は、どうするのかな。




戦うことは楽しかった。けど、それは練習以外のなにものでもない。




いくら楽しくても…


いくらただの"ゲーム"感覚だとしても…





「…龍矢、私さー、やること決めたら一直線派なんだよね」




龍矢は黙ってうなずいてくれる。



その綺麗な目は、真剣な目で私を見ていてくれる。





「けどさ、それまでが結構迷ったりするんだよね。

自分の選択が正解なのか、って後から考えて。


それで、すぐに後悔するんだ」



『どうしてもう1つの方を選ばなかったのか』って…